近年、エネルギーを大量に使用し、物資を使い大量生産を行うことで、社会を形成してきた。 そのために、化石燃料と安い物資を外国から大量に輸入し、大量生産・大量消費社会が造られてきた。 人々の生活は、この社会の流れの中で地域の自然環境を破壊し続けてきた。 人々が行き交いする道路が造られると、そこに広大な地域が整備され商店モールが日本全国に造られた。 そして、日本全国の地域は都市と同じ大量消費生活様式が確立してしまった。 その結果、河川環境が変えられ、そこを流れる水が汚染され、そこに住む生命体連鎖が破壊されてしまった。 --------------------------------------------------------- 今は、生態系を維持しながら、河川から人々が使えるエネルギーを取り出し使うことで、 生態系を取り戻しながら、 河川地域に適した地産地消社会を造ることができるかが問われ始めた。 そこで、本調査はその基盤造りの情報収集プロジェクトです。